まだこのまちに、高速道路もなく、舗装された道もないころ、ちいさな魚屋としてスタートをきりました。

魚市で直接仕入れた鮮度抜群の自慢の魚が並ぶ繁盛店。

とにかく、どんなことがあっても鮮度命。

旨いサバが揚がると聞くと福岡へ、長崎にはない野菜があると聞くと熊本へ、

夜中に車を走らせ翌日店に並べる、流通が今のように発達していない時代、

そんなことをしていた真面目で正直な店でした。

時が流れカタチは変わっても、その姿勢は変わりません。

市場でも、割烹料理屋でも、回転寿司屋でも。

そして今、わたしたちがとても大事にしていること「美味しいね」「しあわせだね」をつくること。

大切な人たちと、おいしいものを食べる笑顔の時間。

それは「人生のしあわせな記憶」になっていきます。

長崎のみなさんの食卓に、食事のシーンに、美味しい笑顔がたくさん咲きますように。

しあわせな記憶として心の奥でそっと輝きますように。

願いを込めて。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー おまけ

今は亡き創業者の田中不二男はいいました

「日本中のどんな高級料理屋よりも旨い魚を、お値打ち価格で食べていただく、美味しい笑顔を見る。それが私の喜び」と。